ThunderbirdのメールデータをWindowsOSとMacOSで共有する

BootCamp を使ってWindowsとMac 両方から参照・更新可能な領域にThunderbirdの設定とメールデータを入れる方法。
USBメモリに設定やメールデータを入れるみたいなこともできるはず。





Thunderbirdの構成について



Thunderbirdの構成について
プロファイルと言うものを参照して各種設定とメールデータにアクセスしている。
WIndows と Mac でそれぞれインストールする




Thunderbirdのプロファイル情報を確認する



ヘルプ → トラブルシューティング より
設定の保存先が確認できる
http://www.firstsync.net/notebook/10338/
そこにあるprofile.ini を書き換えることで設定の保存場所を変更可能
Thunderbird → ヘルプ → トラブルシューティング情報 → プロファイルフォルダからアクセスできる
プロファイルフォルダ直下に各種設定が、その下のMailフォルダ以下にメールデータが格納されている。
例えばMacだと /Users/[userName]/Library/Thunderbird/Profiles/xxxxxxx.default がプロファイルフォルダになる。




両方アクセス可能な領域を作成する



Mac側でFat32でパーティションを切ってどちらからでもアクセスできる領域を作成する
thundarbird初回起動時(インストール時?)にxxxxx.default フォルダが作成されているはずなのでそれをごそっと共有領域の保存したいところへ持ってくる




profile.ini を書き換える



例えばMac だと
/Users/shinichiyamada/Library/Thunderbird
に profiles.ini があるのでそれを編集する

Macの例
IsRelative=1
Path=Profiles/7btwg1ui.default

IsRelative=0
Path=/Volumes/SHARED/mail

IsRelative でハマった
1が相対パスで0が絶対パスとのこと
http://torikagotonari.hatenablog.com/entry/2016/03/04/012712
Windowsだと
E:¥Volumes¥SHARED¥mail
といった感じになるだろうか?



セキュリティとかでWebメールが使えない時なんかに有用
同様の手順でメールデータや設定の移行も可能


2016年9月8日木曜日