WindowsUpdate(バージョン1903)後スリープが強制解除される問題

睡眠不足が加速する。




原因の調査



管理者でコマンドプロンプトを起動(Winキー → cmd → 右クリック → 管理者として実行)
コマンドpowercfg waketimers
powercfg waketimers
[PROCESS] \Device\HarddiskVolume10\Windows\SystemApps\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy\StartMenuExperienceHost.exe によって設定されたタイマーは () で有効期限が切れます。

[SERVICE] \Device\HarddiskVolume10\Windows\System32\svchost.exe (SystemEventsBroker) によって設定されたタイマーは 21:01:47 (2019/08/22) で有効期限が切れます。
理由: Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク 'NT TASK\Microsoft\Windows\UpdateOrchestrator\Backup Scan' を実行します。

UpdateOrchestrator
が原因らしい

タスクスケジューラを起動(winキー → タスクスケジューラ)

Microsoft → Windows → UpdateOrchestrator
トリガー、次回の実行予告に嫌な時間が入っている。

タスクスケジューラ


以前はこの画面からスリープの強制解除をオフにできたがいつからかできなくなっているらしい。
バグらせているのに正式な対処法なしは意味がわからない。


対処法



色々やり方はあるが手っ取り早いのは以下。

C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\UpdateOrchestrator
にあるRebootファイルをリネーム(削除は流石にやめたほうがいいかも)
問題なく動くことは確認しているがSystem以下なので一応自己責任で。

Windows Updateのたびに復元されるので問題があったらいちいち消さないといけない。




上記だけでは改善されなかった。
別途Universal Orchestrator Startというタスクが実行されている。

powercfg waketimers
[PROCESS] \Device\HarddiskVolume10\Windows\SystemApps\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy\StartMenuExperienceHost.exe によって設定されたタイマーは ( ଀) で有効期限が切れます。

[SERVICE] \Device\HarddiskVolume10\Windows\System32\svchost.exe (SystemEventsBroker) によって設定されたタイマーは 3:04:30 (2019/08/17) で有効期限が切れます。
理由: Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク 'NT TASK\Microsoft\Windows\UpdateOrchestrator\Universal Orchestrator Start' を実行します。


Universal Orchestrator Start
は削除してもスリープする直前に再作成されてしまう。


電源オプションのプラン設定を変更すればいいらしい。

Winキー → 電源プランの編集 → 詳細な電源設定の変更 → スリープ → スリープ解除タイマーの許可 → 無効








設定はしていたはずだがアップデートのタイミングで戻されていたらしい。




参考



https://kyopc.at.webry.info/201907/article_1.html
http://reviews.f-tools.net/Trouble/Del-Reboot.html

2019年8月9日金曜日